
前回に引き続き、
紅葉の秘密をひも解いていきたいと思います。
前回の【カップルデートの会話に役立つ!紅葉豆知識その1】はこちら
< 紅葉の見ごろは? >
毎年、明け方の
最低気温が6度〜7度位になると紅葉が始まり、
およそ20日〜25日後に見頃を迎えます。
< 美しい紅葉の3つの条件 >
■日中の天気がいいこと
赤い色素となる糖分は光合成によって作られます。
■昼と夜の寒暖の差があること
夜の気温が高いと、昼間作った糖分を使って活動してしまうため、
鮮やかな赤になりません。
■適度な雨や水分があること
乾燥しすぎると葉が紅葉する前に枯れてしまいます。
紅葉の名所に渓谷や川沿いが多いのは、
こうした条件が揃っているからなのです。

< 日本の紅葉が美しいのはなぜ? >
地球の3割ほどが森林ですが、
日本は国土のおよそ7割が森林で
様々な落葉樹が生えており、寒暖の差もあるため、
いたるところで美しい紅葉が楽しめるのです。
< 竜田姫(たつたひめ)とは? >
紅葉は寒いところから始まります。
北から南へ、
山の上から下へと紅葉前線が進んでいきます。
昔のひとは、奈良の竜田山に住む
「竜田姫」という女神が秋をつかさどり、
その着物の袖を振って山々を染めていくとしていました。
なんとも素敵ですね。
「竜田姫」は秋の季語として
和菓子の名前などいろいろなシーンに登場しています。
何とも風情がありますね。
日本の美しい紅葉は格別です。
毎年、違う美しさを見せてくれる
自然の紅葉を満喫してはいかがですか。
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